瑠璃の日記（2005年12月）
2005年12月◇日 「Aさんからの電話」
家でご飯を食べてゆっくりしていると、Aさんから電話がありました。もうしばらくはかかってこないかと思っていたのにビックリです。
A「この間はごめんね」
瑠「いえ、まったく」
A「一度は電話しなきゃと思ってたんだ」
もうAさんとは疎遠になってしまうかと思って悲しんでいたのですが、Aさんらしい気遣いに嬉しくなります。
A「彼氏に報告したらなんて言ってた？」
瑠「また遊んでもらえたらいいね、って」
A「そう」
あ、Aさんにとったらダーリンの余裕の発言はムカつくかもf(^ー^;
A「君が言っていた本、読んだよ」
瑠「あー、そうですか」
私の大好きな坂口安吾の「暗い青春・魔の退屈」という文庫本のことです（面白い本なのに絶版になっていて残念）。坂口安吾の私小説集で、矢田津世子という女流作家との恋（興味のある方は「坂口安吾と矢田津世子」というページで詳しく説明されています）を描いた作品が主に掲載されています。先日は口説かれた以外にもAさんといろいろな話をしたのですが、若かりしAさんの実らなかった恋のお話を伺ったときにこの小説集が思い浮かんだのでした。
瑠「面白かったですか？」
A「うん、面白かった。小説って形になると、よく分かるね」
瑠「そうですか」
A「あの小説を読んで分かったんだけどね、君も僕を誘惑して、それで拒絶したんだよ」
あー、その自覚は……あるかも。
瑠「ごめんなさい」
A「責めている訳じゃないから、謝らなくていいよ。女の人ってそうなんだな、ってよく分かった」
瑠「そうですか」
A「それから僕がなぜダメかも分かった（笑）。でも現実では、押しを強くするってことは無理なんだよね。僕のやり方とは合わない」
そういうところが私がAさんを好きな理由であり、Aさんに落ちなかった原因でもあります。
A「今ねえ、女の子から『下宿に来てください』って誘われているんだ」
おおっと。これもこの間話をして分かったことですが、Aさん実はかなりモテる方なんです。
A「それってどういう意味かなあ」
瑠「私なら、何かあってもいい人じゃないと家には入れないと思います」
私もダーリンを『家に来てください』って誘惑したものなあ。
瑠「モテモテですね」
A「そんなことないよ、君にフラれたばかりなのに（笑）」
瑠「行くんですか？」
A「迷ってるんだ。もう傷つきたくないし」
瑠「まあ、頑張ってください」
A「君にそんなこと言われる筋合いはないよ（笑）」
瑠「だって、他に返事のしようがないじゃないですか（笑）」
なんのかんの言いつつ、この話をしたかったのかな？
A「また相談役をしてよ」
瑠「うーん、分からない」
A「何が」
瑠「私がAさんに会ってもいいか」
A「もう誘惑したりなんかしないよ。君を誘惑しても強硬に断られることはよく分かったから（笑）。僕と会うのなら彼にも安心してもらえると思うよ」
瑠「じゃあ、します、相談役(^-^)」
この調子だと意外とあっさりお友達に戻れそうかも？あのとき拒絶した私の選択を褒めてあげたい気持ちです(^-^)
2005年12月♪日 「クリスマス前に」
とっても忙しそうなダーリンに今年中に会うのは無理かとあきらめかけましたが、なんとかクリスマス前に会うことができました！
仕事帰りにいつものカフェに着くと、まもなくダーリンが入ってきました。
瑠「こんばんは。私も今来たところなんです(^-^)」
ダ「久しぶり」
クリスマスディナーがメニューに入るには残念ながら少し早いので、いつもの晩ごはんセットです。それでも十分おいしいし、ダーリンと一緒なのが私にとっては一番のごちそうなのです♪
お店を出て私の家に向かう途中、進行方向にコンビニが見えました。
瑠「あのー、買い物してきてもらいたいんですけど」
ダ「うん、分かった」
やっぱり以心伝心です（笑）。
瑠「私はお店の前で待っていますね」
一緒にコンドームを買うのは、いかにも「これからヤリます！」という感じで恥ずかしいのでねf(^ー^;
ほどなくしてダーリンが出てきます。
ダ「置いてなかった」
瑠「えー、お店の人に聞いたんですか？」
ダ「ううん、ありそうなところを見たけどなかったんだ」
コンドームを置いてないコンビニなんてあるんだ(-_-;)
別のコンビニに向かおうと思ったら、前方に小さな薬局があります。
瑠「あそこで買うのは恥ずかしいですか？」
ダ「ううん、行ってくる」
またまたお店の外で待っていると、ダーリンが紙袋を持って出てきました。
ダ「1箱で800円で2箱だと1,000円だったから2箱買ってきた」
瑠「へえー、安いですね」
それ以上私は何も考えていなかったのですが、ダーリンはずっと気になっていたみたいです。会話がとぎれたときにおもむろに
ダ「考えていたんだけど、1箱で800円で2箱で1,000円って、原価がどうなっているかよく分からないんだ」
瑠「えっ、まだ考えていたんですか！？」
ダ「うん。原価が200円なら1箱でも2箱でも利益が一緒になるんだけど、原価が200円なんてあるかなあ？」
瑠「どうなんでしょうねえ？」
どなたかご存知なら教えてください（笑）。
今日のダーリンは2ダースを消費すべく？（笑）、息つく暇もないくらいに攻められてドキドキします。ダーリンかっこいいな（*^-^*）
瑠「今日のダーリン、ちょっとエッチ」
ダ「エッチだと嫌？」
瑠「ううん、もっとエッチなほうがいい(^-^)」
いつまでもこうやって欲情してもらえるのは幸せなことです♪
瑠「私と会えないときも私とSEXしたいなーって思うことありますか？」
ダ「うん。会って3日後にはいつも禁断症状が出るよ」
瑠「禁断症状！？」
ダ「うん、それを過ぎると落ち着くんだけどね」
瑠「禁断症状、って嬉しいな（*^-^*）」
ダ「そう？」
思いがけない言葉のクリスマスプレゼントです♪
2005年12月31日 「今年もお世話になりました」
紅白を見つつこの日記を書いております（なので集中力が途切れがち……）。今年もあと数時間で終わりです。個人的にはお仕事面でも充実して、とっても良い1年でした(^-^)
今年の目標は「きれいになりたい！」で、美容関係の本など結構買いました。効いているかは微妙ですが、していないよりはマシなのかとf(^ー^;
あとKIMIKOさんのワンディレッスンも受けました！どんなことをするか興味がある方は上大岡トメさんのレポートをご覧ください。歩くだけなのに次の日にはしっかり筋肉痛でビックリ。結構前に受講して、最近は寒くてつい猫背になりがちなので、レッスンを思い出して颯爽と歩かなきゃな、と反省です。以前「現状を維持したければ変わらなければならない」というような言葉を聞いたことがあります。私はこれを「ダーリンにいつまでも好きでいてもらいたければ、努力しなければ！」と解釈してます。今の幸せを、大切に大切にしていきたいです。
来年が皆様とダーリンと私にとって、より良きものでありますように！
