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瑠璃の日記(2004年1月)

2004年1月☆日   「ダーリン始め」

今年の初ダーリンは年賀状。去年はびっくりするくらい遅く届きましたが、今年は元旦に到着しました。よしよし。文面は「本年もよろしくお願い申し上げます」と十把一からげによそよそしい感じ。『この間私のこと縛ってたじゃん!』と可笑しいです(笑)。

電話は、仕事始めの日に『かかってくるかな?』とドキドキしながら夜中まで待ってみましたが、かかってこず(--、)
次の日留守電が入っていて、その次の日にやっと電話でお話できました♪内容は今度ダーリンの趣味の活動のお手伝いをするので、その業務連絡です。こんな感じで今年も仲良くやっていけそうかな?ダーリン、今年もよろしくお願いします(*^-^*)

2004年1月◆日   「人の死」

新年早々、職場でお世話になっている方の奥様が亡くなりました。年末私が最後にその方(旦那様)と会話していたときは、「お正月は退院できるといいですね」とお話していたのに。そのときはまさかこんなことになると思わず普通に退院後のことなどを話題にできるくらいだったのですが、その後急に病状が悪化したそうです。

仕事の関係でお通夜にしか伺えなかったのですが、奥様とはほんの少ししか面識のない私が号泣してしまいました。普段仕事では決して泣くようなキャラクターではないので、仕事関係の出席者はビックリしていたと思います。ダーリンとお付き合いしてからの私は涙もろくなり、ニュースの事件事故を見てさえ涙が止まらないことがあります。まして今回はいつもお世話になっている方ですから。以前半年お付き合いしていたダーリンに振られたときの自分に重なってしまうのかもしれません。もちろん何十年も連れ添ってきた奥様を亡くす苦しみ、悲しみは、私の想像を絶するものでしょうが。

奥様がお元気だったときにその方が、「なんで結婚したんだろう」「結婚なんかしなければ良かった」なんて、悪態をついていらっしゃったのが懐かしく思われます。そんな風に奥様の悪口を言えるって、とっても幸せなことなんですね。今回「人間はいつ死ぬか分からない」と、改めて感じました。だからと言って、刹那的に生きるほどもう若くないんですけど。ただ、相手が生きているうち自分が生きているうちに、人に親切にしておこう、と思います。

奥様のご冥福をお祈りいたします。

2004年1月◎日   「初ダーリン♪」

今日はダーリンの趣味の活動お手伝いの日♪駅でダーリンと待ち合わせして、「あけましておめでとうございます」のご挨拶。うーん、やっぱりダーリンは今年もカッコイイなあ♪

さて、せっせとダーリンのお手伝い。ダーリンの作品を見せてもらうのですが……。うーん、仕上げがこれだともったいなくないかなあ?
ダ「どう思う?」
私「……ひとつ言ってもいいですか?」
とダメ出し。ダーリンのファンですから、最高の状態にしてほしいですもの!
ダ「そうか……」
と少しダーリンが落ち込み。帰りの電車でもダーリンは無口でした。申し訳ないこと言ってしまったかなあ。……あれ、違う?
私「ダーリン、もしかして眠いんですか?」
ダ「うん、眠い」
なーんだ(笑)。
私「駅に着いたら起こしますから、寝てもらってもいいですよ」
ダ「うん、そうする」
と言いおわるや否や、すぐにコクリコクリと船を漕ぎ出すダーリン(笑)。どこでも寝られる、はダーリンの特技だもんなあ。無邪気に眠るダーリンはとっても可愛くて、横でほのぼのした気持ちでダーリンを見ていました(*^-^*)

少し眠ったらスッキリしたのか、ダーリン復活!で、そのまま私の家に一緒に行って姫はじめです♪今日もダーリンにいっぱい気持ち良くしてもらいました(*^-^*)
SEXできる相手がいる、って幸せなことだなー♪
私「あのね、私の職場の人の奥さんが亡くなったでしょ?そのとき『SEXできる相手がいなくなるのは可哀想だなあ』って思ったんです」
ダ「ああ、そうだよねえ……」
結婚の意味の1つとして、「安全で安定したSEXの供給」って大きいと私は思うのです(実際そうなってない場合も多いとは思いますけど)。この間奥様が亡くなられた方は、本当のところは分かりませんが、よそに彼女なんていなさそうな雰囲気です(←失礼?)。お金を出してできないこともありませんが、外食はおいしいけどそればかりだと嫌になってくるのと同じで、また別という気がします。

ふと思い出した話。
私「この間ね、スーパーのレジで並んでたら、前のおじいさんが買い物カゴの中から買ったばかりのチョコレートを取り出して、レジの女の子に黙って差し出してたんですよ」
ダ「へえー、女の子は受け取ってた?」
私「はい、『ありがとうございます』って。だからそのおじいさん、いつもその子にチョコレート渡してるんじゃないかなあ、って思ったんです」
ダ「なるほど」
私「おじいさんはその女の子とシタいんでしょうね」
ダ「そりゃシタいでしょー。おじいさんの願いは叶わないだろうけど」
私「おじいさんもそれは分かってるんでしょうけどね。ちょっとせつないですね」
せつなくなるのは他人事じゃないからかもしれません。
私「私がおばあさんになっても、ダーリンは私とシタいって思ってくれるかなあ(T-T)」
ダ「そりゃ思うよ」
私「えー、でも皺々でおっぱいも垂れてるし」
ダ「あはは、大丈夫。僕もおじいさんだし」
とダーリンは笑って取り合ってくれませんが、やっぱり心配です(T-T)
今心配しても仕方がないことなんですけどね。

そんな話をしていたら、ダーリンが再び私の体に触れてきました。今日はもう店じまいかと思っていたら、もう1試合してくれるらしいです♪やったー!と私がダーリンの上に乗っかります。
ダ「今日は全然縛っていないけど、紐出さなくていいの?」
私「うん、今日はいいです。……実は前に縛ってもらったとき、ちょっと怖かったから」
ダ「えっ、強く縛りすぎたかな?ごめん」
私「ううん、そうじゃなくて、私のこと憎いからきつく縛るんじゃないか、って怖かったんです」
これにはダーリン、びっくりでした(そりゃそーだ)。
ダ「いや、全然そんなことないよ。ごめんね」
私「いいえ、私こそ。私が自分に自信がなくて、不安になっただけなんです。……私のこと、嫌いにならないでくださいね」
ダ「うん、ならないよ」
私「私のこと、振らない?」
ダ「うん、振らない」
良かったあ(T-T)
私「ごめんなさい。折角私を気持ち良くするためにしてくれたのに、疑ったりして」
ダ「ううん、瑠璃のため、っていうより、僕も結構好きだから(笑)」
そう思ってくれてたんだ。嬉しいなあ(*^-^*)
という訳で、喜んだ私はダーリンの上で、当社比200%くらい動きました(笑)。明日は絶対筋肉痛だわ……。

終了後、ダーリンはぐっすりおやすみ。なので私は起きだして、紅茶の用意をします。用意ができたところで、ダーリンにお目覚めのキス。チュ、とすると反応してはくれるのですが、目は開きません。もしやこれも条件反射!?おかしくてクスクス笑っていると、
ダ「ん?」
ダーリンは既に起きていたみたいです。
ダ「うーん。いつの間に服着てるの?」
私「ダーリンが寝てる間に」
こうやって服を着てシラフ・モードになると、先ほどの当社比200%が恥かしく感じられます(*' '*)
私「私、エッチでごめんなさいね」
ダ「ううん、いいよ。……もし僕よりエッチで毎日家に来てくれる人が現れたら、瑠璃はどうする?」
あはは。私が常々「ダーリンがもっとエッチだったらいいのに!」と言っているので、こんなセリフが出たらしいです。
私「ダーリンの方がいいです(*^-^*)」
とダーリンにチュ♪それにしてもダーリンがこんなこと言うなんて珍しスギ!きっと寝ぼけているからに違いありません。では私もお約束を。
私「もし私より若くて可愛くて胸が大きい女の子に誘惑されたらどうします?」
ダ「瑠璃のほうがいい」
私「でも私のほうが良くても、その女の子と1回はスルでしょ?」
ダ「……」
と答えに窮するダーリン。
私「ここは悩むところじゃありませんよおっ(;>_<;)」
ダ「そこで断る男はいないと思うけど」
私「ダーリンのばかばかばかっ!」
ダーリンの正直度がグレードアップしてるように思うのですが、気のせいでしょうか(T-T)

その後、ダーリンがシャワーを浴びて紅茶タイム。今日のお茶菓子はバームクーヘン♪デパ地下で切り売りしているのを、ダーリンがお手伝いのご褒美に買ってくれたのです。ずっと食べてみたいと思っていたから、嬉しいなあ♪食べてみると普段食べているバームクーヘンよりさっぱりして、卵たっぷりという感じ。2人でおいしいおいしい、とむしゃむしゃ食べました。ダーリン、ご馳走様でした(*^-^*)

2004年1月△日   「究極の選択」

ダーリンから携帯に電話。
ダ「今日○○(←地名)に行こうと思うんだけど」
うわー、私も行きたい!でも……。この週末にある試験を受けることになっているのです。勉強か、ダーリンか……?
私「今日は帰って勉強しないとヤバいんで、残念ですけどやめておきます(T-T)」
ダ「うん。無理しなくていいよ」
こういう面でダーリンは、最大の理解者で協力者です。ちょっとは残念がってくれてもいいんですけどね(泣)。
ダ「大変だね」
私「ううん、勉強は楽しいから」
実は勉強しだすとハマってしまって、ダーリンのことも忘れていますf(^ー^;
ダ「それは良かった。頑張ってね」
私「はい、ありがとうございます(^-^)」

帰って勉強しながら、『やっぱり断っておいて良かったなー』と思う私でした。

2004年1月▽日   「ほんのちょっとだけ」

無事(かは結果が返ってこないと分かりませんが……)試験も終わり。今日もダーリンは趣味の用事でお出掛けです。いつもなら私も付いていくところですが、残念ながら私にも夜に用事があるのです(--、)
それでも小1時間くらいは会えるかも?というので、ダーリンの出先まで行くことにしました。到着したところにダーリンから電話。
ダ「今、職場の最寄り駅。○時くらいに着くから」
うーん、前もってダーリンに聞いていたのより、30分程遅くなってしまいました。
私「じゃあ30分だけ一緒にいますね。待ってます」
時間ができたので、サブウェイでサンドをぱくぱく。食後は一応歯磨きしてみたり(笑)。そしてダーリン到着時間に合わせて、ダーリンが着くであろう駅に移動します。他にも交通機関はありますが、駅がダーリンの目的地に近いし早く着けるので、多分こちらの交通機関を使うだろうなあと考えていました。ダーリンの電話を待ちつつ構内をうろうろ。――そのまま30分経過しました(--、)

やっとダーリンから電話が。
ダ「ごめん」
私「今どこですか?」
ダ「●●(←地名)」
ええ、そっちの交通機関で来たんだ!こっちの交通機関で来たほうが10分くらい早く着けるのに(T-T)
ダ「もう行かなきゃいけないよね」
私「でも一目でも会いたいから。今▲▲にいるんで、来てください」
ダーリン到着を待つ間、『なんでこっちの交通機関で来てくれなかったのかなあ』と頭の中でぐるぐる。腹が立つというよりは悲しかったんです(--、)

ダ「ごめん」
私「……」
ダ「僕って全然ダメ。時間の計算ができてなかった。ごめん」
と、ものすごくすまなそうに謝られます。……こういうダーリンを好きなのは私なんだから、仕方ないんだなあ。
私「いいですよ」
ダ「瑠璃は何で帰るの?」
私「◆◆(←ダーリンが乗ってきたほうの交通機関)です」
ダ「じゃあ駅まで送るよ」
私「ダメですよ。ダーリン、時間が間に合わなくなるじゃないですか」
ダ「本当だ。……瑠璃は遅刻しない?」
私「大丈夫ですよ」
時間を計算して、ダーリンにこちらに来てもらったのですから。
ダ「本当にごめんね」
私「いいですよ。また会える日を連絡してくださいね」
タイムオーバーなのでそのままお別れしました。一緒にいた時間は5分なかったかも?まあ一目見られただけで良しとしますかー。

2004年1月◇日   「ダーリン……(1)」

ダーリンからメール。

「××様(←ダーリンへのメールに使っている私のHN)
先日はすみませんでした。来週は予定が取れません。再来週の予定を又連絡します。お元気で。かぜなどひかないように。 」

ひどく丁寧なメールです。ダーリン、私が怒っていると思っているのかしらf(^ー^;
とにかく再来週は会えそうなので、楽しみにしておこーっと♪

2004年1月#日   「ダーリン……(2)」

遊びからご機嫌で帰ると、ダーリンから留守電が入っていました。

ダ「こんばんは。特に用事はありません。それではさようなら」

私は用事があるよーっ!次に会える日はいつなんだ?(;>_<;)
はあ。まあ「会えない」という言葉もなかったので、会えるつもりにしておきましょうか。こんなダーリンとお付き合いしていると、余程のプラス思考でないとやっていけませんf(^ー^;

連載:日記まで(8)   「復縁」

復縁したのは、私の誕生日です。独身で不倫している人にとって、自分の誕生日は特別の日ですよね。お盆も正月もクリスマスも花火大会も相手の誕生日も一緒に過ごせませんが、自分の誕生日だけは会ってもらえますから。お別れしているからダメかもしれない、と思いつつ
私「誕生日に私がご飯を食べるのに付き合ってもらえませんか?」
とダーリンに頼んでみたら、OKをもらえました。

後にダーリン曰く「カフェでケーキを食べている途中にムラムラっと来て」復縁したですが(「ムラムラ」って……)、その日会った瞬間から、私はダーリンがいつもとは違うように感じました。待ち合わせ場所で合流して、私はダーリンの横を歩きながら嬉しくってダーリンの横顔を見つめます。普段のダーリンなら目をふせるところですが、今回はじっと見つめかえされたのです。予期せぬ反応に恥かしくなった私は、目をそらしてしまいました。

いつもの散歩コースの途中にある私の好きなカフェに入りました(「おしゃれすぎない」「込まない」がお気に入りの条件なのです)。ダーリンが帰ってご飯を食べられるように、私だけ食事をするつもりでカフェだったのですが、
店員さん「今日はパスタもサンドイッチも売り切れなんです」
ええっ、そんなことってあるの???(T-T)
仕方ないので、私もケーキを食べました。まあいいかー、おいしいし♪
ダ「プレゼントがあるんだけど」
と、ダーリンがくれたのはとっても綺麗な本でした。
私「誕生日に会っていただいたんで、気を遣わせてしまいましたね。ごめんなさい」
ダ「ううん、いいよ」
私「すごく嬉しいです。ありがとうございます(*^-^*)」
ダ「喜んでもらえて良かった」
それから紅茶を飲みつつ、ダーリンのお仕事の話を聞いていました。この頃ダーリンは仕事が大変で弱り気味でした。それが復縁の後押しをしたのかな?とも思います。

お店を出て。
私「じゃあ▼▼駅まで歩きましょうか」
いつものお散歩コースの続きをするものだとばかり思っていたんです。ですがダーリンは私の手を握りました。
ダ「今から瑠璃の家に行きたいんだけど」
え……。ええーっ(@_@)
私「うわーん(;>_<;)」
ダ「だ、大丈夫?」
私「ごめんなさい、嬉しくって……」
そこから2人、かなり早足・無口で私の家に帰りました(笑)。

ダ「瑠璃の体が魅力的だから忘れられなかったんだ」
と言った後に、「いや、体だけじゃないよ」と慌ててフォローするダーリン(笑)。いえいえ、私も同じように思っていたからいいんですよ。そして手放しで喜ぶ私に、ダーリンは少し困惑気味でした。
ダ「そんなに喜んでいいの?あんな思いまでして別れたのになあ……」
私「復縁したのを後悔していますか?」
ダ「後悔はしてないけど……」
私「私はダーリンがいなきゃ1人で寂しいんだから、人助けだと思ってください」
ダ「そんな風には思えないよ」
そして、SEXするのが良くないと思ったのか、
ダ「前のように毎回瑠璃の家に来るのは、これからはやめようと思う」
私「いいですよ。じゃあ他の日は散歩しましょう」
ダ「本当にそれでいいの?」
私「いいですよ、ダーリンがそうしたいなら」
ですがその約束は、次週にはもう破られました。
私「今日は雨が降っているから、私の家に来ませんか?」
ダ「……うん、そうする」
結局ダーリンはその次以降も毎回私の家に来て、再び同じ散歩コースを歩いたことはありません。ある時聞いてみたら、ダーリン自身そんなことを言ったなんて全然忘れていました(笑)。

ダーリンがそんな感じだったのもあって、復縁してからしばらくは、またいつお別れを切り出されるかとビクビクしていました。ですが今では『あのときダーリンは私と別れきれなかった』という事実が、かえって自信となっている面もあります(日記を見ての通り、ときどき不安にもなってしまいますが)。あの半年のお別れ期間は、ダーリンと私が関係を続けていくうえで必要な時間だったのでしょう。とは言え、もう1回同じことの繰り返しはゴメンですから、次にお別れするときは「一生のお別れ」のつもりです。だからこそそんな日が実際に訪れないよう、できるだけのことをしていきたいと思っています。

この復縁からウン年後が、2002年8月の日記ということになります。という訳で、「日記まで」の連載はこれにて終了です。予定より少し長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。これからも引き続き、現在進行形のダーリンと私を見守ってくださいm(_ _)m

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